草模様

※ 本当に必要なシステム

 今度は仕事の上での固い話に移って行きますが、コンピュータシステムを採用している企業の数は、今や
零細規模の商店から一部上場の大企業まで規模の大小を問わなければ大変な数に上っております。しかし
その中で本当に真剣になって自分の企業に必要なシステム構成を考えた上で、コンピュータシステムを採用
している企業がどの程度有るでしょうか?

 とりわけ規模が零細の企業においては社長の鶴の一声とか、雑誌や新聞で取り上げられたトレンドを追って
みたり、調子の良い事務機屋さんの営業マンに唆されて事務機とセットで格安で購入できるから飛びついて
みたり、といった事が意外と大きなキッカケになったりしてはいないでしょうか?驚いたことに従業員が100人
以上500人未満程度の中小企業においても意外とこうしたパターンを目にします。

 その結果が却って事務の効率化を下げてしまったり、顧客に対するレスポンスを下げてしまい不評を買って
しまったり、従業員の残業時間を増やしてしまったり、逆に付属のゲームに嵌ったり、インターネットの如何わ
しいサイトを見たり、仕事以外のメールのやり取りで社員のモラールが低下したり、そうした事にまで管理職が
目配りをしなければならなくなり、却って神経を使ったりして挙句にはコンピュータが神棚と化してしまい、使わ
なくなったりしているケースも目にします。

 企業は、その規模の成長と共に初期からの業務と同じやり方では、仕事がスムーズに流れなくなってくる物
です。その時にタダ単純にコンピュータ・システムを入れれば解決できるというのは余りに軽率な判断と言わ
ざるを得ません。まずは業務を現在の企業サイズに合わせて改善する事が先決なのです。その結果として
企業が拡大した為に肥大化して人の手作業ではとても追いつかない部分が浮き彫りになってくるはずです。
その部分こそがその企業にとって本当にシステム化すべき部分なのです。

 コンピュータの売り手は商売ですから、やれERPだSCMだCRMだとかe-business等の耳障りの良い言葉を
作っては売りこみをかけてきます。しかしそんな物にイチイチ躍らされていたのでは、それこそ身上潰しかねな
いことになってしまうのです。私は持論として経営のトップがしっかりとした視点でコンピュータシステムを捉え
収益の何%までをランニングコストに充てる、という基準の元に綿密に計画を立てるべきだと思います。

 何もかもを業者任せにして(アウトソーシング等という言葉に載せられていたら)、売る側の都合で押し売りに
あってしまうようなモノで、ノウハウは残らず業務は改善されません。私共ではトータルで企業活動を考えた上
でのシステムを提案させて頂きます。

最後にご提案させて頂きたいのが、英語が出来るエンジニアの外資系企業への派遣です。長年国内に拠点を
置く外資系企業では、英語が出来るコンピュータ・エンジニアが定着せず苦労なさっていることと思います。そこで
私共では正社員よりも安価で、限られた短時間に技術者を派遣社員として使われることをご提案いたします。
日常の込み入ったシステムに関する業務は日本語で高いスキルを持った正社員にやって頂き、海外本部との
複雑なやりとりに際しては私共の派遣社員をご利用いただくという方式です。必ずコストダウンを実現いたします。



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