草模様

※ 典型的な時間割と進め方

 昨年NHKTVの教育チャンネルで放映されました「わくわく授業」という番組の中で紹介されました、島根県
の中学校で英語を教えておられる、田尻悟郎先生の授業風景に共感する事が多かった私共は、メールで
田尻先生とのコンタクトを取る事に成功しました。そこで先生の持論を聞き出しました所、縦令どんなに英語と
いう教科が好きだったとしても、中学生や高校生程度であっても緊張感が持続するのは15分程度だ、と言う
事です。

 それならば教える側がある程度短い時間毎にトピックを切り換えて生徒達の興味や関心を惹き付ける事も、
教える側の責任ではないか、というのが先生のお考えで私共も同感しました。しかし私共のサークルは20歳
以上の大人の集まりで週に1回しか集まれません。そこで私共では一つのテーマ(時限)を25分〜30分で切り
換えて、2時限位終ったら5分程度の休憩を挟みお茶を飲みながら、5時限を2時間〜2時間半で行います。

− 典型的な時間割は以下の通りです。
1時限. 各人による週間トピックの報告
  各人持ち時間2〜3分+質疑応答の形式で、ウォーミングアップ的な意味を持ちます。
2時限. 英文ニュースを読む
  毎回A4用紙1枚程度のニュースに、難しい単語は英語で説明と発音記号を付けて用 意します。最初に
  全員で黙読して、その後で輪読の形式で音読して各自で和訳します。 大きな間違い以外は指摘や注意は
  しません。ここでの目的は出来るだけ英語を正しく発音し て、文章の頭から後に向かって翻訳する事により
  英語を英語の語順で理解して行 く力を付けます。但し余り堅苦しい内容は取り上げません。
3時限. 発音練習
  用意した発音指導用の教材をテープと文章を元に、最初は一通り全員で聞いて、ネイティブの話し方の特
  徴を書き取ったり、印を付けて、二度目はリピーティングし三度目はオーバーラッピングして、最後にシャド 
  ウイングします。
4時限.ディクテーション又は英語で唄おう
  朗読形式の教材をテープで用意して、それを繰り返し聞きながら書き取り、最後に原 文とチェックします。
  或いは洋楽の歌詞カードの中の単語を幾つか隠して穴埋めをし 最後は全員で唄います。
5時限.英語でクイズなど。(新カリキュラム!)
  英語で書かれたクイズに挑戦したり、日本人が陥りやすい英語の落とし穴などを楽しく学習します。

 私共では学校教育のような教師と生徒が上下になるような関係や、緊張感でガチガチになるような活動内容
は好みません。これらを私共では「裃を来た英語教育」と呼んでいます。何よりも英語の学習には自由な雰囲気
と唄い出したり踊り出したりしたくなるような独特の自由なリズム感が大切です。是非平服で参加されてガムでも
噛みながらお茶で喉を潤してガンガン英語で喋って見て下さい。明るいサークルにしましょう!



草模様

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